日本での疫学的調査によると、30〜79歳の成人男性のうち
軽度の勃起障害を除いた、
@ 完全な勃起障害(勃起せず性交が不可能)
A 中等度の勃起障害(たまに勃起し性交の間中勃起を維持できる)
両者(@+A)の勃起障害有病者数は、約 1,130万人いるといわれています。
( 30歳以上の男性の 半数近くの人が
何らかの原因で勃起障害の悩みを抱えている計算になります)
つまり…
【 勃起障害は特別な病気ではなく、ごくありふれた病気のひとつ 】
といえそうです。
勃起障害(ED:Erectile Dysfunction)は、
一般的にプライベートな内容も含んでいることから、
あまり おおやけにできずに、ひとりで悩んでいるかたも多いようですので、
実際はもっと多くのかたが悩みを抱えているのではないか、ともいわれています。
日本でも
ここ 10年で、勃起障害(ED)で悩んでいるかたの数は倍増しています。
( 10年前の統計では 420万人。現在は約 1,130万人)
この傾向は、
仕事上のストレスや
社会生活の不安(雇用、定年後の生活など)が増したことなどによって、
働きざかりの世代 30代、40代、また、若年層( 10代後半〜20代)にも
勃起障害(ED)の悩みが広がってきていることを示しています。
以前は、成人病をわずらった高齢者のかたに多くみられる傾向にありましたが、
現在では、比較的若い世代のかたにも多くみられる傾向になってきているようです。
この傾向をみるかぎりでは、
勃起機能の低下は、若くても、いま現在は元気であっても、
身近な疾病として認識しておくことが望まれます。
勃起力低下・勃起障害は、男性なら、だれにでも起こりうるのです。
【ED:Erectile Dysfunction】勃起機能の低下のこと。
専門的には「性交時に じゅうぶんな勃起が得られないため、あるいは、
じゅうぶんな勃起が維持できないために、満足な性交がおこなえない状態」
と定義されています。
勃起力の衰えが気になりはじめたら… >>>