年(とし)をとるにしたがって、
精力が衰えてくるのは、生理学的にみても 避けられないことです。
精力の衰えは、男性の場合、
早い人で 30歳前後から、一般的には 35歳前後から始まるといわれています。
年齢とともに男性ホルモンの分泌が低下するためで、
男性ホルモンの分泌は、25歳をピークに、徐々に低下していきます。
男性ホルモンの分泌が低下していくからといって、
セックスができなくなってしまう、というわけではありません。
ただ、40代、50代になっても
10代や 20代のときの旺盛な精力を求めるのは 無理がありますけど、
年相応(としそうおう)のセックスは、じゅうぶん可能です。
【 年相応 】
ということがポイントです。
どうしても
20代のころのイメージが強く残っているために、
「昔は一晩に4回も5回もできたのに、今では1回が限界だ。。。」
と、若いころの自分(の精力)と比べてしまうんですね。
そもそも
20代のころの自分(の精力)と比べることに無理があるんです。
人間である以上、
たしかに、年(とし)をとっていくにしたがって、自然と精力は衰えていきます。
しかし、
セックスには年齢は関係ありません。
いくつになっても【 性的欲求 】は、あって当然なんです。
「80歳以上の夫婦のうち、7割近くが、週1回の割合でセックスをしている」
という アメリカの ある調査によるデータも発表されているほどです。
つまり。。。
いくつになっても セックスを楽しむことは できるんです。
10代や 20代のころの精力を求めるのではなく、
【 年相応のセックスを楽しむには どうしたらいいのか 】
と、意識を切りかえることが 大切なんですね。
精力の衰えを感じはじめたら…… >>>