精力増強の基礎知識

平成 12年 9月 6日付
日刊現代『サラリーマン健康ファイル』によると…

　　既婚男性の３割は勃起障害
　　　バイアグラがダメでも自己注射があるさ

　　有効率 93％　注射後 5〜10分で勃起し 1〜2時間持続

日本性機能学会の調査によると
既婚男性の約３割が勃起障害（ＥＤ）の悩みを持っているという。

昨年（1999年）は、バイアグラが爆発的なブームを呼んだが、
糖尿病では効果薄、心臓病や高血圧では危険とされている。
そこで新たなブームとなっているのが
注射後 5〜10分で勃起が起こる 「陰茎海綿体自己注射法」 だ。

勃起は陰茎海綿体に血圧が流入することで内圧が上昇して起こる。
「陰茎海綿体自己注射法」は
血液の流入に関与している陰茎海綿体の平滑筋細胞を弛緩させる作用と、
陰茎に向かう血管を広がる効果を持つ血管拡張剤を陰茎の付け根付近に注射し、
血流量を物理的に増やすことで勃起を引き起こすものだ。

「この注射法は
1980年代に外科医が手術中に誤って血管拡張剤の一種を内腸骨動脈に注射して
勃起が起こったことに端を発して偶然に発見されました。
欧米ではすでに一般的な治療法となっていますが、
日本で実践的に行なわれるようになったのは 1999年 5月から。
私のところでは 400人を超えますが、有効率は 93％に達しています」
（サンシャイン山口クリニック・北村信三院長）

64歳の時に心筋梗塞でバイパス手術を受けてから勃起障害になった 75歳のＡ氏。
現在も高血圧で降圧剤を服用しているのでバイアグラは使えない。
そこでこの 8月に北村医師を受診した。

「勃起障害も重症度によって
軽症のグループ〈１〉から重症の〈４〉に分けられますが、
Ａ氏はちょっと膨らむ程度の〈４〉でした。
そこで初診時に試験的に注射をしてみたところ 5分後に勃起が起こったので、
実践用としてポケットジェッター(注射器）と２回分の薬剤を渡しました。
数日後に奥さんと（セックスを）試してうまくいき、
10年ぶりに喜びを感じたとの報告がありました」(北村医師）

糖尿病の合併症から勃起障害になった 43歳のＢ氏は
バイアグラを試してみたが効果を得られず、今年の 3月に受診した。
完全勃起を 100％とすれば
勃起率は 30％でそれもすぐ萎えてしまう〈４〉の状態だったが、
試験的注射で 8分後にはほぼ完全勃起を見た。
自己注射法で奥さんと 3年ぶりにセックス。
現在も週２回のペースで使い続けている。

50歳のＣ氏は 2年前に父親が死亡。
遺産相続などのストレスに仕事の激務も重なって心因性の勃起障害に陥った。
去年11月に受診。
勃起率は 50％で、一年以上セックスしていない〈３〉の状態。
試験的に注射したところ 5分もすると隆々と勃起した。
「Ｃ氏の場合、徐々に自信を回復。
10回使った後は注射なしでも確実に自力勃起が得られるようになりました」
(北村院長)

薬は、勃起力を促す目的の末梢血管作動薬のフェントラミン、
塩酸パパベリン等の配合１液と
勃起持続を目的にしたプロスタグランジンE1の２液の両剤を
患者の症状に応じて医師が調合する。
量は 0.1〜0.3cc 程度と微量だ。

「血管系に障害がないかぎり、ほぼ確実に勃起します。
注射に抵抗を感じる人も多いかもしれませんが、
バネ式のポケットジェッターを使用するので注射器も針も見えないし、
自動的に針が出て瞬時に薬剤を注入してしまうので、痛みもほとんどありません」
(北村院長）

慣れれば ものの 2〜3秒ですむ。
5〜10分後には勃起が得られ、持続力も約 1〜2時間に調節できる。

治療は現在は保険適用外で、
同クリニックでは初診時に 13万円（初診料 3万円＋注射器セット＋薬液 20回分）
20回使いきった後は、再診料 1万円＋15回分 10万円。



　　　注（当サイト管理人）

　　　上記医師、北村信三さんは、
　　　現在は、下記「北村医院」を開業されています。
　　　　■ 北村医院
　　　　■ 医師名：北村信三
　　　　■ ED受付診療科：内科
　　　　■ 東京都豊島区駒込1-32-1　駒込富士ビル1F
　　　　■ TEL：03-5940-7731
　　　　■ ED外来時間：診療時間内
　　　　■ URL：http://www.myclinic.ne.jp/kitamura/
　　　　■ ＥＤ（勃起障害）の受付診療科は「内科」になります。



　　東京都豊島区かぁ、ちょっと遠いなぁ。。。

　　というヒトには、勃起不全だった店長が創った こんな いいものもあります >>>