精力増強の基礎知識

暑い夏や体力が消耗したときに、
「うなぎでも食べて精力をつけるか！」
ということで、うなぎを食べる習慣がありますけど、

「うなぎ＝精力」

というのは、ホントなんでしょうか？

話は少しそれますけど、
夏の土用の丑の日（どようのうしのひ）に
どうして日本人は「うなぎ」を食べるようになったのでしょうか？

じつはこれ、
江戸時代の中頃過ぎに、
売り上げが伸びなくて悩んでいたうなぎ屋が、
かの有名な学者（発明家）「平賀源内」に相談したところ、
「今日は土用の丑の日　うなぎが夏ばて・疲労回復によい」
と宣伝することを薦められたそうです。

その宣伝がみごとに功を奏し、
土用の丑の日にはうなぎを食べるという習慣が広まったそうです。

「うなぎ」はそれくらい昔から（厳密には千数百年前から）、
精力のつく、栄養価の高い食べ物 として、
広く知られていたんですね。

具体的に「うなぎ」の何がよいのでしょう？

「うなぎ」に含まれる主な成分と効能を見てみましょう。

■ビタミンＡ
皮膚や粘膜の潤いを保ち視覚障害を予防
風邪の抵抗力をつけたり細菌感染から身体を予防
生殖機能（精子の成長）の活性化

■ビタミンＢ１
貧血・立ちくらみ・食欲不振などを防止
消化を促進

■ビタミンＢ２
身体を成長させる

■ビタミンＥ
活性酸素を除去し、血流改善、若返り
肌ツヤがよくなる
ホルモンバランスを整え、生殖機能を高める

■亜鉛
精子を作り出すもととなる

■ＥＰＡ
血流をよくする

■ＤＨＡ
脳の働きをよくする
脳血管の詰まりを予防

などなど、
精力や健康につながる栄養成分を豊富に含んでいるんですね。

ちなみに、
「うなぎ」は脂っぽいと思われがちですが、
「うなぎ」に含まれる脂のほとんどは、
牛肉や豚肉に含まれるような
飽和脂肪酸（悪玉コレステロール）ではなく、
魚特有の不飽和脂肪酸であり、、
逆に悪玉コレステロールを抑制する働きがあります。

また、カロリーについても、
「うな丼」は、「カツ丼」「天丼」はもちろん、
「中華丼」「ネギトロ丼」よりも低いカロリー数値となっており、
「うなぎはカロリーが高い」というのは間違いであるといわれています。

というわけで、
精力の低下が気になるかたは
さっそく「うなぎ」を食べましょう（笑）



そうはいっても
毎日うなぎを食べるのはちょっと。。。

というかたにはこれがオススメ >>>